キウイは、ビタミンCや食物繊維、カリウムなど、豊富な栄養素を含む緑色のフルーツです。その栄養価の高さから、「スーパーフルーツ」や「キウイフルーツの王様」とも呼ばれています。
キウイに含まれる主な栄養素と効果
ビタミンC: キウイ1個(約64g)には、1日の推奨摂取量の約70mgのビタミンCが含まれています。ビタミンCは、抗酸化作用があり、風邪予防や美肌効果、免疫力向上などの効果が期待できます。
食物繊維: キウイ1個には、約2.1gの食物繊維が含まれています。食物繊維は、腸内環境を整え、便秘解消やコレステロール値の低下、血糖値の上昇抑制などの効果が期待できます。
カリウム: キウイ1個には、約350mgのカリウムが含まれています。カリウムは、余分なナトリウムを排出し、血圧を下げる効果が期待できます。
ビタミンC
キウイ1個で1日の推奨摂取量の約70%を補えるほど豊富に含まれています。抗酸化作用があり、免疫力向上、美肌効果、疲労回復効果などが期待できます。
ビタミンCは熱に弱いですが、キウイは生で食べられるため、効率的にビタミンCを摂取することができます。
食物繊維
グリーンキウイ1個で1日の推奨摂取量の約20%を補えます。便秘解消、腸内環境改善、コレステロール値低下などの効果が期待できます。
キウイのもつ水溶性食物繊維のペクチンは不溶性食物繊維は腸の蠕動を活発にし、便秘解消に効果が期待できます。水溶性食物繊維は善玉菌のエサとなり、腸内環境を整えます。
カリウム
ナトリウム排泄を促進し、血圧を下げる効果が期待できます。また、筋肉の収縮や神経伝達にも関与しています。
カリウムは、体内に約200g含まれている必須ミネラルです。細胞内液に多く含まれ、ナトリウムと相互に作用しながら、細胞の浸透圧を維持したり、水分を保持したりするのに重要な役割を果たしています。
その他、キウイに含まれる栄養素
- アクチニジン:タンパク質を分解する酵素で、消化を促進する効果があります。
- ルテイン:抗酸化作用があり、目や皮膚の健康維持に役立ちます。
- キノロン:抗菌・抗ウイルス作用があり、風邪予防などに効果が期待できます。
キウイの選び方
- 表面が滑らかで、ハリのあるものを選ぶ。
- 少し弾力があり、重みを感じるものを選ぶ。
- ヘタが茶色くなっているものは避け、緑色をしているものを選ぶ。
キウイの保存方法
- 冷蔵庫の野菜室で保存する。
- 10℃以下になると傷みやすいので、新聞紙などに包んでから保存する。
- 完熟していないものは、常温で保存してから冷蔵庫に入れる。
キウイの食べ方
- 皮ごと食べることもできますが、気になる場合は皮をむいて食べる。
- スムージーやヨーグルトに入れる。
- サラダやデザートのトッピングにする。
- ジャムやコンポートにする。
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